水虫〜靴
水虫の原因は、白癬菌(はくせんきん)と呼ばれる真菌(カビの一種)が皮膚に感染することです。以下に水虫の主な原因と要因を説明します。
主な原因
- 白癬菌の感染:
- 白癬菌は湿気と温かい環境を好むため、足が蒸れやすい状態で感染しやすくなります。特にジムのシャワー室、銭湯、プールの更衣室などで白癬菌に触れることが多いです。
- 白癬菌は直接触れることで感染するため、感染者が使用したタオル、靴、床などからも感染します。
感染しやすい要因
- 足の蒸れ:
- 長時間靴を履いていたり、汗をかいたままにしていると足が蒸れやすくなり、白癬菌が繁殖しやすくなります。
- 免疫力の低下:
- 体の免疫力が低下していると、白癬菌に感染しやすくなります。高齢者や糖尿病患者、ストレスを感じている人などは、免疫力が低下しがちです。
- 通気性の悪い靴や靴下:
- 通気性の悪い靴や靴下を履くことで、足が蒸れやすくなり、白癬菌が繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
- 他人との接触:
- 家族や友人とバスマットやスリッパを共有すると、白癬菌が他の人に移りやすくなります。
予防方法
- 足を清潔に保ち、特に湿気を防ぐことが大切です。足をよく洗い、しっかり乾かす習慣をつけることが有効です。
- 通気性の良い靴や靴下を選び、なるべく同じ靴を連続して履かないようにし、足が蒸れないようにしましょう。
- 公共の場所では、サンダルやスリッパを履くなどして、直接床に触れないようにすることも感染予防に役立ちます。
水虫は治療を怠ると長引くことがあるので、早期発見・治療が重要です。