革製品の色移りの原因
✅ 革製品 × アルカリ性 = 色移り・劣化の関係
1.
革の素材は「タンパク質(コラーゲン)」
- 革は動物の皮膚から作られており、主成分はタンパク質です。
- このタンパク質構造は酸・アルカリに弱く、特にアルカリに触れると繊維がゆるみ、変性してしまいます。
2.
染料の固定力が落ちる
- 革の染色には「アニリン染料」などの染料が使われますが、アルカリ性にさらされると、
- 染料と革の繊維との結合が弱くなる
- 染料が再溶解して表面に浮き出す
- その結果、摩擦や接触によって、衣類などに色移りしやすくなります。
3.
汗や洗剤が引き金になることも
- 人間の汗は**弱アルカリ性(pH7.5前後)**であることが多く、特に夏場は汗が革製品に影響しやすいです。
- また、家庭用の洗剤・石けんなどもアルカリ性が多く、それらで手や服が濡れたまま革に触れると、色移り・シミ・変色の原因になります。