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膝痛と足の関係〜インソール〜靴〜
🔶膝痛の主な原因
【1】加齢や使いすぎによる変性
- 変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)
- 中高年に多く、軟骨のすり減りが主な原因
- 階段の上り下りや立ち上がり時に痛む
- 関節軟骨の摩耗
【2】スポーツや事故によるケガ
- 半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
- 急なひねり動作で傷つく
- 若年〜中高年の運動愛好者にも多い
- 靭帯損傷(ACL・MCLなど)
【3】筋力不足・身体のゆがみ
- 太もも(大腿四頭筋・ハムストリング)の筋力低下
- O脚・X脚などアライメント不良
【4】体重の増加・生活習慣
【5】炎症性疾患・内科的疾患
🔹補足:日常生活でよくある膝痛の引き金
- 長時間の正座やしゃがみこみ
- 階段の下り
- 履きにくい靴・クッション性のない靴
- 運動不足による関節のこわばり
🔶膝痛を軽減・予防する靴とインソールの活用方法
【1】足元のバランスを整える
- 正しい姿勢と歩き方は「足元」から始まります。
- **足のアーチ(縦・横アーチ)**が崩れていると、膝に過剰な負担がかかります。
- インソールでアーチをサポートすると、膝関節のねじれやズレが減少します。
【2】衝撃を吸収して膝へのダメージを軽減
- 硬い地面や長時間歩行では、膝への衝撃が大きくなります。
- クッション性のある靴底やインソールは、その衝撃を吸収し、膝を守ります。
【3】O脚・X脚による偏った負荷を補正
- O脚(膝の内側に痛み)やX脚(外側の痛み)がある方は、インソールで内外側のバランス補正をすると膝痛が和らぐケースがあります。
- 「傾斜インソール(ウェッジタイプ)」などが有効。
【4】靴が合っていないと膝にも悪影響
- 大きすぎる靴・柔らかすぎる靴・すり減った靴は膝に余計な負担をかけます。
- かかとがしっかり固定され、足にフィットする靴を選ぶことが重要です。
【5】筋力をサポートし、疲労を軽減
- 膝周りの筋肉が弱い方でも、インソールで足の使い方が安定すると無理な力を使わずに歩けるようになります。