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タグチの根っこ

想い

スタッフ私たちは創業92年になる街の靴屋です。私の代で3代目になります。そして4代目ができました。
創業当時は、草履、ゲタ等の販売をしていました。そして私の代になり靴の販売を始めましたが、 時代の流れと共に大型店の進出等もあり、ただ靴を売るだけでは厳しくなってきたので、 靴の修理や、歩く事(靴)と健康、身体に及ぼす影響等を医学的観点からも勉強し、その知識を活かしてオーダーメイドで中敷や靴を作り、 お客様一人一人の足に合わせて靴を売る、「シューフィッターのいるお店」として商売の軌道修正をし、今に至っております。
4代目 ※シューフィッターとは、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、 足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家のことです。

店主

最近は少しその傾向が薄れてきたものの、まだまだ根強い「大量生産して、安く売る」という消費のスタイル。足は「歩く」という生きていく上でその大切さを忘れる程当たり前の行動を担うもの。 そして人の足は一人一人違います。一見多くの選択が出来る様に思えるその大量に流通された靴は、決して一人一人の足全てにフィットする事はなく、 気付かぬうちに「靴に足を合わせる」という消費スタイルを確立させてしまいました。 また、歩く事が与える健康への影響はとても大きいものです。 無関係と思われる「歯の噛み合わせ」と足が密接に関係している事すらある程です。 外で歩く場合、裸足で歩く事はほとんどありません。だから靴がとても大切なのです。

今、団塊の世代が高齢化し、その人たちが年齢と共に徐々に膝や腰等に痛みを訴え始めています。 体を動かすために要となる部分ですから、それらの間接がくたびれ、痛みを発する。そして前述した様に、一人一人に合っていない靴を履き続けてきたのです。 しかし、長い時間により、痛みを覚える様になってしまった身体に対して、歩く事による影響を考え対処する、 つまり体に合った靴を履く事でそれらの痛み等が、少なからず改善する部分もあるのです。私は、その人に合わない靴を履く事によって生まれる悪い影響を、その人に合う靴を提供する事で改善し、「歩ける」という当たり前でいて、とても大切な事をできるだけ長く、できるだけ負担を少なくする事によりその人が充実した時間を過ごせ、健康でいられる事をサポートしていきたいと考えているのです。

店主

お客様の足に合った靴を作り、喜んでいただける事がとても嬉しいです。
来店されるお客様は足にトラブルや障害のある方がほとんどなので、合った靴を履く事により改善されて歩きやすくなり、その差を実感し、自然とお客様の口から喜びが言葉として発せられた時等はまさに「商売冥利につきる」です。以前、当店で作った靴を履いたお客様が、来る時に使っていた「杖」を忘れて帰られた事がありました。つまり、歩く為に杖の必要なく歩ける様になった為、ついつい杖の存在をも忘れていってしまったのです。その時は「お客様の声」ではなく、その杖を忘れて行かれた事実で「お客様が歩きやすくなった事」を私も実感させていただく事ができました。そのようにいろいろな形でお客様の「歩く」が改善された事を実感できるのもこの商売の魅力だと感じています。

お客様のライフスタイルの中に、私たちが提案する靴がとけ込み、それが幸せの素になる。
仕事を通して、お客様に幸せと健康を届ける靴屋としてこれからも続けていきたいです。 それを追求していって、小さな店でも全国にその「幸せの素」を発信できるんだよと、 多くの人に伝えたいです。また、地域だけでは商売をしていくにはとても厳しい状況で、店の数も減り、 街に元気がなくなってきていますが、店の前を通った時に声をかけ合える様な、そんなお店を目指し、 温かみのある地域づくりの一翼を担いたいです。そんな街づくりを今まで90年続けてきましたから、さらにこれから90年続けられる土台作りをして行こうと思います。 そのためにも、元気で明るくしていかなくてはなりません。 看板前