トップページ > ニ本足の不思議な話

ニ本足の不思議な話

二本足の不思議

約400万年前人間が二本の足で立つことを覚えた時、地球上の他の動物達と決定的な違いを持つ事になりました。 直立二足歩行は脳を発達させ、文明を生み、飛躍的な進歩をもたらします。もし、四本足だったら、人間の文明は存在しなかったとさえいわれています。その理由は、四本足のままではいまほど脳が発達しなかったと推測されるからです。二本の手と二本の足に分かれた人間は食事をするとき、しゃがんだり、地面に顔をつけて食べる必要がないので、頭は軽くなくていいわけで、その結果脳が発達できたといわれています。けれども、二本の足で立つ事の弊害をもつことになってしまいました。

ゆっくり歩くときで、一歩踏み出すごとに足にかかる重さは、体重の20パーセント増し平均7,500歩いたとして、人間は一日平均5〜600トンの重さを足に受けているといいます。また、走ったりしたとき、足にかかる力は体重の3倍、跳んだ時は6倍になるそうです。

足の骨のカカトの50%がカカトの骨にあたります。歩いたり走ったりするときカカトから着地するため、この衝撃に耐えるためにカカトの骨が大きくなったと考えられています。

前述のとおり、足にかかる負担の大きさは考えも及ばないほど大きいです。足に一日5〜600トンの重さがかかっているのだから、足に合わない靴を履いたり、アスファルトのように衝撃の大きい道路の歩行が足にとって、悪い刺激かどうか想像がつくと思います。脳にも悪い刺激となって影響します。脳が支配する自律神経やホルモン分泌などに異常をきたし、内臓に何らかの支障が出る事も考えられています。

人が猿と違って、バランス良く立って長時間歩けるわけは?

猿は、二本足で立って歩くことができても長時間は持続できません。

猿は、手足とも人間の手と似て拇趾が他の4本と離れて向き合うようにあり、物をつかむのに便利なようにできています。 ところが、人間の拇趾は他の4本と同様に足の先端部分に平行状についていますので、物をつかむ事が出来ない代わりに地面を蹴ることができ、スムーズで長時間の歩行が可能になったのです。

足の外側の縦アーチ内側の縦アーチ、横アーチの3つのアーチがドーム球場の丸天井の様な作りになっています。 人間がバランスよく歩けるのはこのアーチ構造があるからでこれがスプリングに役目を果たし底面からの衝撃を吸収し、荷重を分散させて無理なく身体を支えるとともにスムーズな歩行を可能にするのです。 このアーチが形成されないと体重が十分支えられず、歩行もスムーズにできない為、長時間歩いていると疲れたり、ひいては、身体の部位に使用をきたしたりします。