「外反母趾だから仕方がない…」
「サポーターをつけても良くならない」
「痛みは少し楽になっても、また元に戻ってしまう」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
実は、外反母趾が治りにくいのには理由があります。
外反母趾というと、「親指が曲がる病気」というイメージを持たれる方が多いですが、実際にはそれだけではありません。
外反母趾になると、
など、足全体のバランスが崩れています。
そのため、親指だけを元に戻そうとしても、根本的な改善にはつながりにくいのです。
人は一日に数千歩、多い人では1万歩以上歩きます。
足に合わない靴や大きすぎる靴、小さすぎる靴を履いたまま生活していると、その一歩一歩が外反母趾を進行させる力になってしまいます。
つまり、治療を受ける時間よりも、日常生活のほうが圧倒的に長いため、原因が改善されない限り変形は進みやすくなります。
本来、足には親指をまっすぐ保つための小さな筋肉がたくさんあります。
しかし、
などが続くと、その筋肉は十分に働かなくなります。
筋肉が支えられなくなることで、親指はさらに外側へ曲がりやすくなってしまいます。
足裏には多くの感覚受容器があり、地面の状態や体重のかかり方を脳へ伝えています。
ところが外反母趾になると、親指でしっかり踏ん張れず、足裏から脳へ送られる情報も乱れてしまいます。
すると脳は正しい歩き方や姿勢をコントロールしにくくなり、さらに足の使い方が悪くなるという悪循環が起こります。
外反母趾サポーターは親指の位置を補助することはできますが、
といった原因までは改善できません。
そのため、一時的に楽になっても、サポーターを外すと元に戻ってしまうことが多いのです。
外反母趾を改善するためには、親指だけを見るのではなく、足全体の機能を見直すことが重要です。
例えば、
このように原因へアプローチすることで、外反母趾の進行予防や痛みの軽減につながります。
外反母趾は「親指の病気」ではありません。
足全体のバランスや筋肉、靴、歩き方、そして足裏から脳へ伝わる感覚入力まで関係する、全身につながる症状です。
だからこそ、「親指だけを治す」のではなく、「足全体の機能を整える」という視点がとても大切になります。
シューズサロンタグチでは、足の形だけではなく、歩き方や姿勢、靴のフィッティングまで総合的に評価し、お一人おひとりに合った靴選びやインソールをご提案しています。
「外反母趾だから仕方ない」と諦める前に、一度ご自身の足の状態を見直してみ